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ひとかりいこうぜ
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お正月が、もう随分昔のように思えます。クリスマスなんかさらに。まだ一ヶ月たってないんですけど。皆様いかがお過ごしですか、CDC担当のルネ・ヴァン・ダルビッシュです(誰)。
今日は、私たち日本人がいかに過ぎたることに興味を向けないものかをお話しようと思います。あ、いらないですかそうですか。ほじつの挿絵は今、日曜クラスでアツいウルクススです。ハチさんに描いていただきました。

毎週更新をメザシて続いているこのキャラドロ日誌ですが、先週はうっかり忘れてしまいました。本日誌は、CDCで起きた事件をオモシロオカシク綴っていこうと始めたものなのですが、最近は皆さんに伝えたいことを書くことも多くなりました。言葉と違って活字で残るので、後で見返せるという利点もアリマスガ、書くほうとしては証拠が残るのでヘタなことはいえません。

しかし。お菓子。証拠として残るのが怖いので当たりさわりの無い表現にとどまるなら書く意味などなく、その存在価値すら問われます。したがって、ヘタなことでも書こうと思います。キジも鳴かずば撃たれませんが、鳴かないホトトギスは殺されてしまいますし、哭かない竜はただの竜です。あンた、背中が(略

すみませんちょっとマイナーねたをぶっこンでしまいました。えと、今、みなさん、ネーム段階の方が多いと思います。ネームのキリ方など、僕がアドバイスするのは作り方のひとつであって、万人に合うやり方ではないかもしれません。しかしマンガなんて、ほんと多くの作家さんが自分なりの作り方を持っているので、こっちで良いとされてることがこっちでダメだったりします。

そうそう、先日、芥川賞を受賞した「abさんご」ですが、お読みになられた方いらっしゃいますでしょうか?代名詞などをほとんど使わず、ひらがな多用の、「珍しい応募作品」ではないかと思います。CDCでも一応シナリオの基礎みたいなこともご指導しておりますが、例えばある日、あの「abさんご」を、会員さんに「私の書いた小説です。芥川賞に応募しようと思います。見てください」と手渡された時、僕はきっと、「もっと漢字使ったほうがいいね」とか「言い回しを簡潔に」とか、ツマランことを言うしかないと思うんです。

でも、芥川賞をとっちゃってるんです。このあたりに「創作」を「教える」という限界と矛盾が、ウキボリになっています。教えるほうの主観や技術論なんて、今まで日の目をみたものに近いかどうか程度です。みなさん、このあたりの、教え手の頼りなさを充分にご了承下さい。僕がいつも僕のやり方を最後まで押し通さないのはそういう部分なんです。メンドクサイとか、手抜いてるからとかじゃないんでっせ(何故関西弁)。

趣味の方も、商業目指す方も、ゴールは講師や教科書の中ではなく、自分の中にあります。「他にあるソレと似たようなもの」ではなく「自分の見たいもの」に目を向けてみてください。その結果、他にあるものに似たら、それはそれでOKです。描きたいもの、作りたいものは何か。審査範囲は、それがCDCの扱える範疇であるか、公序良俗に適合しているか。OKならお出ししますし、アウトならアウトします。それだけです。

先週忘れた分も含めてちょっと長めに。こんな演説を語ってみました。今日のキャラドロ日誌でした。
2013年も始まりました。
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今年もどうぞよろしくお願いします。
1/6より、浦和造形は業務が開始されております。皆様いかがお過ごしですか?CDC担当の坂井です。

みなさまの年末年始はいかがでしたか?どこかへいかれましたか?僕はとりあえずアセアン首脳国会議に出席した後帰国し、コミケ4日目をひとりでニヤニヤしながら楽しんでいました。今軽く嘘つきました。

さて、CDCもスタートから2年ちょっとが経ちました。新年のスタートにあたって、今一度CDCとはなんだろうと、みなさんの目線で考えて見たいと思います。まさに新年の信念を格言。オイラ本年は無念の留年!YO!(?)

まず、振り返ってみます。自分はCDCに通ってるけれど、CDCでは「何を」教わっただろうか?「何を」得たのだろうか?
普通、レッスンというと、先生が黒板を使って講義をするような内容を思い出しますが、CDCではそういうことがあっただろうか……? 意味を伝えるのに黒板(うち白板だけど)を使うことはあっても、多分、全体講義として解説することは無かったと思います。やったことといえば、「原稿を描かされたこと」。

あれ、原稿を描くだけじゃあ、CDC行かなくて一人でやっていても同じじゃない? ええ、実はそうなんです(おぃ)。CDCは浦和造形にある絵画や彫刻、陶芸と違って、紙とペンさえあればどこでも出来るものです。準備も片付けも簡単ですし。講師も仲間も、何も無しでも充分できます。

ええ?それじゃあ、お金を払う意味無いじゃん!ええ、そうなんです。もったいないんです(おぉい)。

でももし、僕が昔、CDCみたいなところがあれば、飛びついていたと思います。僕はこういう活動をする以前、マンガを描きたかったけど描き方を知らなくて、イベントに出てみたかったけどイベントのこと知らなくって、そういうの詳しい人と話したくって。

まあ、とりあえずネットやら本やらで情報を探します。でもハッキリ解らないのでイベントにいって見ます。でも話しかける勇気はありません。「活動ってどうやってすればいいですか?」なんて聞けません。

その後、独学でようやく、いい歳こいてのコミティア初出場を果たしますが、作画はもちろん、マンガにする方法、製本する方法その他もろもろ、やりたいと思い立ってから3年以上かかりました。

今度はそれで、ようやく出てみたものの、それを話し合う仲間もいないし、読み手の感想なんかもらえません。そこからまた孤独に3年。その歳になって始めたヘタクソなマンガを、カミングアウトできる仲間もおらず。

CDCはその欲求に答える場所として、作られています。僕の手探りの3年は、多分CDCの1日で解決します。作画が上手くなりたいとか、ストーリーの作り方など、よくその手の学校の講義にありそうなものこそ教本で見ればいいし、てか、教本なんか見てもしょうがないよ(おおおおい)。

マンガが上手くなりたければ、マンガをたくさん描けばいいと思うんですよね。イラストもしかり。まず、駄作10本。教本なんかその後で充分ではないかしら。

ということで、CDCは、作画やコマワリの理論を講義する場所ではありません(説明はするけど)。同人誌製作に特化した環境を提供しているにすぎません。そこにお金を払っていただいています。

そうなんですよ。お金払ってるのに、ギャアギャア言われ寝るなと言われ、原稿を描かされるんですよ。もったいないでしょ。

長くなりました。そんなCDCですが、本年もどうぞよろしくお願いします。